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うつ病の治療

気分が落ち込み、何に対しても関心が持てず、意欲がわかない、考え方が悲観的で、思考力、集中力が低下しているなどの精神症状が長期間持続する。それに加え、不眠、食欲不振、全身倦怠感といった身体症状も伴い、日常生活に支障が出ている状態です。うつ病のきっかけは、親しい人ととの離別、死別、大切なものの喪失体験、人間関係のトラブルや過労、環境の変化など様々です。うつ病になりやすい性格として、責任感が強く几帳面、完璧主義といったことが挙げられます。

治療法

うつ病の治療には休養、薬物療法、精神療法が挙げられます。

休養をとることが一番重要です。真面目な性格の人は、休養を取ることをサボっていると感じやすく、自分を責めることさえありますが、周囲の人々が理解をし、本人が休みやすい環境を作ることも必要です。薬物療法としてセロトニンやノルアドレナリンなどの脳の神経伝達物質を調整する抗うつ薬がしばしば使われますが、副作用で使えない場合や、精神症状によっては、その他の薬剤を使うこともあります。一定期間、内服治療を続けることがうつ症状のぶり返しを防いでくれます。また精神療法を通じて、うつ病になりやすい認知や対人関係の傾向を改善することも重要です。

場合によっては、仕事を休職するなど、生き方の再編成をせまられることもありますが、自分のペースで進むことで次のステージが豊かになることも多いです。

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